グラントウキョウノースタワー完全攻略|大丸東京と名門オフィスの全貌
東京駅八重洲北口の改札を抜けると目の前に現れる、空へと伸びる巨大なガラスウォール。2007年の第1期開業から現在に至るまで、東京駅東側のランドマークとして君臨し続けるのが「グラントウキョウノースタワー」です。地下と低層階には巨大百貨店「大丸東京店」が広がり、高層部には日本を代表する金融・ビジネス拠点が集積しています。
新幹線の待ち時間に立ち寄る旅行者から、日常的に商談やデスクワークを行うビジネスパーソンまで、多種多様な人々が行き交うこのメガストラクチャー。本稿では、迷いやすい館内構造から名門オフィステナント、絶品ランチ、デパ地下の活用術、さらには隣接するサウスタワーとの決定的な違いまで、現場目線で徹底解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:東京駅八重洲北口直結のノースタワーは、地下1階〜13階が「大丸東京店」、中高層階(17階〜42階)が「大和証券グループ本社」をはじめとする名門企業オフィスで構成される。
- 要点2:地下1階の「ごちそうパラダイス(お弁当売場)」と12階・13階の「レストラン街」は東京駅屈指のグルメスポットであり、雨の日でも改札から傘なしで直行可能。
- 要点3:八重洲側にありながら公式住所は「千代田区丸の内」という立地特性を持ち、南側に立つサウスタワーとは入居施設やオフィス動線が全く異なるため事前の確認が必須。
【フロア徹底解剖】グラントウキョウノースタワーには何がある?
グラントウキョウノースタワーは、地上43階・地下4階・高さ約204.9mを誇る超高層複合ビルです。建物の大部分は商業ゾーンとオフィスゾーンに明確に分かれており、フロアごとの役割を把握しておくと訪問時に迷うことがありません。
ビルの顔とも言える地下1階から地上13階を占めるのが「大丸東京店」です。東京駅利用者のニーズに徹底的に特化したフロア構成となっており、連日多くの買い物客で賑わっています。一方、17階以上の高層階は強固なセキュリティゲートで区切られたハイグレードオフィス空間が広がっています。
大丸東京店のフロア構成と見どころ
大丸東京店のフロアガイドを俯瞰すると、下層階にトラフィックの多い食品ゾーンを集中させ、上層階に落ち着いたファッション・レストランを配置していることが分かります。
- 地下1階(ほっぺタウン):全長およそ60mにおよぶ「お弁当ストリート」が広がり、年間延べ数百万食を売り上げる日本最大級のデパ地下グルメエリア。
- 1階(和洋菓子・お土産):東京を代表する名菓や最新スイーツがずらりと並ぶ、帰省・出張土産の激戦区。
- 2階〜11階(ファッション・コスメ・ライフスタイル):国内外のラグジュアリーコスメ、メンズ・レディスファッション、トラベルグッズ売場を展開。各階には「イノダコーヒ」や「茶寮 都路里」といった名門喫茶が点在。
- 12階・13階(レストランフロア「東京お台所」):和・洋・中からエスニック、本格鉄板焼きまで揃う約20店舗のレストラン街。東京駅舎や丸の内・八重洲の街並みを見下ろす絶景も魅力。
高層階に入居する主要オフィステナント
オフィスゾーンの主軸を担うのは、日本の五大証券の一角である大和証券グループ本社です。同社が八重洲エリアの旗艦拠点として長期にわたり強固なプレゼンスを築いているほか、外資系金融機関や大手コンサルティングファーム、優良IT企業などがオフィスを構えています。1階・2階のエントランスからオフィス専用のシャトルエレベーターでスカイロビー(17階)へアクセスする厳格な動線設計が敷かれており、商業エリアの喧騒とは隔絶された高度なビジネス環境が担保されています。

【データ比較】サウスタワーとの違いと基本スペック一覧
東京駅八重洲口には、グランルーフ(現・グランルーフ ガーデン)を挟んで北側に「ノースタワー」、南側に「サウスタワー」が対になってそびえ立っています。外観の意匠は調和が取れているものの、内部の施設構成やテナントの性質は大きく異なります。
| 項目 | グラントウキョウ ノースタワー | グラントウキョウ サウスタワー | 編集部の見解・選び方 |
|---|---|---|---|
| 直結改札 | JR東京駅 八重洲北口 | JR東京駅 八重洲南口 | 新幹線利用時は北口・南口の改札位置で使い分けるのが鉄則 |
| 商業核テナント | 大丸東京店(B1F〜13F) | グランアージュ(B1F〜2F 飲食店中心) | 買い出しや贈答品は大丸(ノース)、日常のサク飲みはサウスが適任 |
| 建物規模 | 地上43階・地下4階(約204.9m) | 地上42階・地下4階(約205.0m) | ツインタワーとしてほぼ同等の高さを誇る景観設計 |
| 主要オフィス入居企業 | 大和証券グループ本社、BNPパリバ等 | リクルートホールディングス等 | 来社時は訪問先タワーの間違い(北と南)に要注意 |
【絶品グルメ&お弁当】大丸東京のランチ・デパ地下完全攻略
グラントウキョウノースタワーの最大のストロングポイントは、全国各地の名店が集結する圧倒的な食の選択肢です。ランチタイムや新幹線乗車前には、用途に応じて使い分けるのがスマートです。
地下1階:東京駅最強のデパ地下お弁当ゾーン
出張や旅行の移動前、あるいはオフィスでのランチ需要を満たすのが地下1階「ほっぺタウン」のお弁当売場です。精肉の名店「ミート矢澤」の贅沢な黒毛和牛ハンバーグ弁当をはじめ、創業百余年の老舗江戸前寿司、本格中華やエスニックの弁当など、常時1,000種類以上のお弁当が並びます。夕方のピーク時には行列必至となるため、乗車時間の20〜30分前にはフロアに入場しておくのが賢明です。
12階・13階:落ち着いた商談やご褒美ランチに最適なレストラン街
ゆっくりと着席して食事を楽しみたい場合は、12階および13階のレストランフロアが最適です。東京駅周辺の喧騒を感じさせない開放的な空間が広がり、接待や会食にも耐えうる上質なラインナップとなっています。
- 眺望とモダンイタリアン:13階の「XEX TOKYO」では、八重洲口を見渡す大パノラマとともに本格ピッツァやグリル料理を堪能できます。
- 和食・伝統の味:天ぷらの名店「つな八」や、老舗うなぎ店、厳選された黒毛和牛を提供するすき焼き・しゃぶしゃぶ店など、国内外のゲストをもてなす店舗が充実しています。
- ランチ価格帯の目安:カジュアルな麺類・セットメニューで1,500円〜2,500円前後、会席やコース利用では5,000円〜10,000円以上が相場です。

【アクセス・駐車場・設備】迷わない行き方と利用の盲点
巨大ターミナルである東京駅周辺は、慣れていないと迷路のように感じられることがあります。グラントウキョウノースタワーへ最短で到達するためのルートと、知っておくべき館内設備を整理します。
東京駅八重洲北口改札からのアクセス手順
迷わずアクセスするための最短ルートは非常にシンプルです。JR東京駅を利用する場合、1階の「八重洲北口改札」を出て直進します。改札を出てからわずか徒歩1分(距離にして約30m)で、大丸東京店の1階エントランスおよびノースタワーのオフィスロビー入口に直結します。
地下から向かう場合は、JR「地下八重洲北口改札」または東京メトロ東西線・丸ノ内線大手町駅の地下連絡通路からアクセス可能です。地上に出ることなく大丸東京店の地下1階フロアへそのまま滑り込めるため、荒天時や猛暑日でも一切ストレスがありません。
住所と郵便番号のトリビア
ビジネスの書類作成やナビ設定でよく混乱を招くのがビルの所在地です。
【所在地データ】
〒100-6701 東京都千代田区丸の内1丁目9-1 グラントウキョウノースタワー
八重洲北口の目の前に建ちながら、千代田区と中央区の境界線上に位置するため、住所表記は「丸の内」となります。タクシーで向かう際は「八重洲北口の大丸」または「グラントウキョウノースタワー」と伝えるのが最も確実です。
駐車場と喫煙所情報
- 駐車場:ビル地下および近隣の「東京駅八重洲パーキング(東・西)」と提携しています。大丸東京店での当日お買い上げ金額(税込3,000円以上で1時間無料、税込10,000円以上で2時間無料など)に応じた駐車割引サービスが適用されます。
- 喫煙所:ビル全体で分煙が徹底されています。商業エリアでは12階・13階のレストランフロア内に所定の喫煙スペースが設置されているほか、オフィスフロア内にも入居企業専用の喫煙ブースが完備されています。
【実態検証】利用者の生の声と現場目線で見えたリアル
東京駅直結という圧倒的な立地を誇るグラントウキョウノースタワーですが、現場の実態を観察すると利用者のシチュエーションによって評価が分かれるポイントが存在します。
現場取材や利用者の口コミを分析すると、新幹線乗車前のタイトなスケジュールにおいて、大丸地下1階の「売り場の広さとレジ待ち列」は要注意ポイントとして挙げられます。「お弁当の種類が豊富すぎて目移りし、選ぶのに15分、レジ待ちに10分かかって新幹線に飛び乗った」という声も珍しくありません。時間に余裕を持った訪問が推奨されます。
一方で、オフィスワーカーからは「雨の日の通勤や来客対応の利便性は都内屈指」「エレベーターの運行効率が高く、朝のラッシュ時も比較的スムーズに移動できる」と、オフィスビルとしての基本性能の高さに対する評価が極めて安定しています。
一般に知られていない盲点とネットの誤解
ネット上の情報やSNSでは、一部に思い込みによる誤解が見受けられます。訪問前に知っておくべき代表的な2つのポイントを是正します。
誤解1:「八重洲にあるから住所検索も八重洲」という勘違い
前述の通り、ビルが位置するのは「千代田区丸の内1丁目」です。配送業者の送り状指定や企業登記の際、「中央区八重洲」と誤記してしまい確認のタイムロスが発生するケースが散見されます。公式書類やナビゲーションを利用する際は必ず「丸の内1-9-1」で指定してください。
誤解2:「大丸東京店のエレベーターでそのままオフィスに行ける」という誤認
大丸東京店の館内エレベーターは最上階が13階となっており、そこからオフィスフロア(17階以上)へ通り抜けることはできません。オフィスへ訪問する場合は、必ず1階または2階の専用オフィスエントランスから入館手続きを行い、専用シャトルエレベーターを利用する必要があります。商業フロアとオフィスフロアのセキュリティラインは完全に遮断されています。
【プロの結論】利用シーン別おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
グラントウキョウノースタワーの利用において、向き不向きを以下のように結論づけます。
- おすすめできる人:
- 新幹線に乗る直前に、ハイレベルなデパ地下弁当やお土産を1か所で手早く調達したい人
- 天候に左右されず、東京駅直結の高級感あるレストランで確実な会食・商談を行いたい人
- 一流のセキュリティとステータスを誇るオフィス環境でビジネスを進めたい法人関係者
- 慎重になるべき(代替案を検討すべき)人:
- 乗り換え時間が5〜10分程度しかなく、短時間でのクイックな会計を求めている人(駅ナカのエキナカ店舗推奨)
- 低予算(1,000円未満)で静かに落ち着いた長時間のランチ休憩を取りたい人(八重洲地下街や周辺オフィス街の定食店が適任)
【グラン トウキョウ ノース タワー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:グラントウキョウノースタワーとサウスタワーは館内で繋がっていますか?
A1:建物内部の連絡通路では直結していません。両タワーを行き来する場合は、2階レベルのペデストリアンデッキ「グランルーフ ガーデン」または1階の屋外通路、あるいは地下1階の八重洲地下街・改札外コンコースを経由して移動します。
Q2:大丸東京店の免税カウンター(Tax Free)は何階にありますか?
A2:大丸東京店の免税手続きカウンターは2階(免税カウンター・海外顧客サービス)に設置されています。パスポートと当日のお買い上げレシート、購入した商品を提示することで手続きが可能です。
Q3:オフィスエントランスから高層階への行き方を教えてください。
A3:1階または2階のオフィスエントランスからセキュリティゲートを通過後、低層用・高層用のシャトルエレベーターで17階スカイロビーへ上がります。その後、目的階に応じた各バンクのエレベーターへ乗り継ぎます。来訪時は受付での入館証発行が必要です。
まとめ:東京駅の利便性を極限まで享受する拠点
グラントウキョウノースタワーは、東京駅八重洲北口直結という唯一無二のロケーションに、大丸東京店の卓越した商業機能と、大和証券グループ本社をはじめとする高度なビジネス拠点が融合した都市型超高層ビルです。
地下1階の日本屈指のお弁当パラダイスから、12階・13階の眺望豊かなレストラン、そして世界基準のオフィス環境に至るまで、その機能美は2026年の現在も進化を続けています。出張、観光、ビジネス商談など、目的に合わせたフロア構造とアクセス手順を把握し、東京駅のランドマークを最大限に活用してください。 (出典: グラン トウキョウ ノース タワー(Yahoo!ニュース))