相馬原飛行場の一般開放と見学の真相!第12旅団ヘリ訓練と撮影ガイド
群馬県榛東村の榛名山麓に位置する「相馬原飛行場」は、陸上自衛隊第12旅団のヘリコプター部隊が拠点を置く、空中機動の要衝です。巨大なタンデムローター機「CH-47J」の離着陸訓練や、日米共同訓練でのオスプレイ飛来などで頻繁に注目を集めています。しかし、ネット上では「普段から自由に見学できるのか」「演習場内には入れるのか」といった疑問や誤った情報も少なくありません。
防衛拠点のリアルな運用実態から、年に数回の貴重な一般開放イベント、外周からの迫力ある撮影ポイント、公共交通機関でのアクセスまで、現地の最新状況を多角的な取材データをもとに徹底解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:日常的な基地内の自由見学は不可だが、春の「相馬原駐屯地 創設記念行事」や「桜まつり」、事前申請の広報ツアーで見学のチャンスがある。
- 要点2:滑走路長は約500mでヘリコプター運用に特化しており、第12旅団のCH-47Jによる圧巻の離着陸訓練や空中機動訓練が日常的に展開されている。
- 要点3:隣接する相馬原演習場への無断立ち入りやドローン飛行は厳罰対象であり、外周からの撮影・見学には明確なルールとマナー順守が求められる。
【2026年最新】相馬原飛行場の一般開放と見学ツアーの真相|入場可能なタイミングとは
陸上自衛隊相馬原駐屯地に併設された相馬原飛行場は、日本の安全保障および東日本エリアの広域災害派遣を担う重要施設です。結論から言うと、平時における基地内への自由な立ち入りや予約なしの見学は一切認められていません。しかし、一般市民が敷地内へ入り、滑走路や航空機を間近で見学できるルートは確実に存在します。
最も確実で大規模な入場機会となるのが、例年4月に開催される相馬原駐屯地 創設記念行事です。この日は基地および飛行場エリアが一般開放され、第12旅団隷下のヘリコプター部隊による編隊飛行、観閲行進、迫真の訓練展示(模擬戦闘訓練)が目の前で披露されます。大型輸送ヘリCH-47Jの地上展示や、装備品展示、自衛隊車両の体験試乗など、普段は厳重な警備に守られた防衛施設を直接体感できる最大のチャンスです。
記念行事に加え、春先の相馬原駐屯地 桜まつりや夏の納涼祭(サマーフェスティバル)でも一部エリアが開放されます。また、平日の見学を希望する場合は、相馬原駐屯地広報室へ事前に団体見学(広報ツアー)を申し込むルートも用意されています。ただし、安全管理や訓練スケジュールの関係上、個人での突発的な訪問は断られるため、公式発表されるスケジュールと手順の事前確認が不可欠です。

空中機動の要「第12旅団」と相馬原飛行場の施設スペックを徹底比較
相馬原飛行場は、本州唯一の空中機動旅団である「第12旅団」司令部が置かれる相馬原駐屯地の航空拠点です。固定翼のジェット戦闘機が発着する航空自衛隊の基地とは異なり、回転翼機(ヘリコプター)の高度な運用に最適化された特殊な構造を持っています。
滑走路の長さは約500m、幅は約30mとなっており、標高約400mの傾斜地に造成されています。第12ヘリコプター隊が運用する大型輸送ヘリコプターCH-47J(チヌーク)や多用途ヘリコプターUH-60JA、UH-1J、対戦車ヘリコプターAH-1Sなどが頻繁に離着陸を行っています。
| 項目 | 相馬原飛行場の詳細データ | 一般的な自衛隊飛行場との差異 | 軍事・防災上の戦略的意義 |
|---|---|---|---|
| 所在地・環境 | 群馬県北群馬郡榛東村(標高約400m) | 平地ではなく榛名山麓の傾斜地に立地 | 山岳救助や高高度運用に適した即応体制 |
| 滑走路スペック | 長さ約500m × 幅約30m(アスファルト) | ジェット機用(2,000m超)より大幅に短い | 回転翼機および短距離離着陸機に完全特化 |
| 主要配備・飛来機 | CH-47J、UH-60JA、UH-1J、AH-1S、V-22 | 大型輸送ヘリとティルトローター機が中心 | 広域部隊展開力と物資大量輸送力の確保 |
| 訓練内容 | 離着陸、ホイスト救助、ヘリボーン、夜間飛行 | 日米共同訓練(オリエント・シールド等)実施 | 日米共同作戦能力と山岳防災スキルの向上 |
近年では「日米共同訓練」において、米軍や陸上自衛隊のティルトローター機V-22オスプレイが相馬原へ展開する訓練も行われており、首都圏・関越ブロックにおける防衛の要としての重要度は年々高まっています。
【現場検証】航空ファン必見の撮影ポイントと迫力のCH-47J離着陸訓練
相馬原飛行場の魅力は、何と言っても航空機と撮影地点の近さにあります。基地の外周からでも、CH-47Jをはじめとする大型ヘリコプターのローターが空気を切り裂く重低音や、強烈なダウンウォッシュ(吹き下ろしの風)を肌で感じられる環境が整っています。
現地取材および航空愛好家のデータから判明した代表的な撮影スポットは以下の通りです。
- 飛行場南側・外周道路エリア:滑走路のエンド付近を見下ろす高台に位置し、アプローチしてくるヘリコプターをほぼアイレベル(目線の高さ)で捉えることができます。背景に榛名山の雄大な稜線が入るため、ミリタリーフォトとして非常に完成度の高い構図が狙えます。
- 榛東村役場・周辺展望スペース:駐屯地の東側に位置し、離陸した機体が旋回して演習場方面へ向かう姿を一望できます。午後になると順光になるため、機体のディテールを鮮明に記録するのに適しています。
- 基地正門・外周フェンス沿い:駐屯地内のグラウンドで行われるホバリング訓練や、ホイスト(ワイヤー昇降)救助訓練を視認できるスポットです。ただし、道幅が狭く駐停車禁止区域が多いため、徒歩移動が基本となります。
SNSや掲示板コミュニティでは「CH-47Jが2機同時にホバリングする光景は圧巻」「エンジンの排気熱で陽炎が揺らめく中を降りてくる姿がたまらない」といった声が多く寄せられています。一方で、エンジンの騒音やプロペラ風による砂埃が発生するため、現地での長時間の観察には防塵・防風対策と防音イヤーマフ等の準備が推奨されます。
一般に知られていない盲点とネットの誤解|相馬原演習場への立ち入りリスク
相馬原飛行場を語る上で、絶対に混同してはならないのが隣接する相馬原演習場の存在です。ネット上の情報や一部の登山系クチコミでは「外周の山道から演習場内に入って写真が撮れる」「地元民の抜け道がある」といった不正確な情報が散見されますが、これは極めて危険な誤認です。
相馬原演習場は、陸上自衛隊が実弾射撃訓練や爆破訓練、不整地機動訓練を実施する重要軍事演習場です。関係者以外の立ち入りは法律(自衛隊法および刑法・軽犯罪法)によって厳しく禁止されており、敷地境界には有刺鉄線と無数の警告看板が設置されています。
演習場への無断立ち入りは、不発弾への接触リスクや実弾射撃訓練時の重大事故に直結するだけでなく、即座に警備隊員や警察に通報され検挙対象となります。さらに、相馬原駐屯地および飛行場周辺は「小型無人機等飛行禁止法」の指定対象施設であり、ドローンやラジコンヘリを許可なく飛行させる行為は懲役または罰金の刑事罰が科されます。良質な撮影や見学を楽しむためには、公道や指定された見学ゾーンのルールを順守することが大前提です。
現地アクセスと攻略法|公共交通機関(バス)とマイカーの注意点
相馬原飛行場・相馬原駐屯地(群馬県北群馬郡榛東村大字新井1017-2)へのアクセスは、イベント開催時と平日・通常時で状況が大きく異なります。
公共交通機関を利用する場合、玄関口となるのはJR高崎駅またはJR前橋駅です。JR高崎駅西口からは群馬バス「榛東村役場行き」または「相馬原自衛隊行き」に乗車し、終点または「自衛隊前」バス停で下車します(所要時間約40分)。JR前橋駅からも榛東村役場方面への路線バスが運行されていますが、本数が1時間に1本程度と限られているため、事前に時刻表を必ず確認してください。
マイカーを利用する場合は、関越自動車道の駒寄スマートICから約15分、あるいは前橋IC・渋川伊香保ICから約25分の距離にあります。ただし、創設記念行事などの大規模イベント時は、周辺の県道154号線や榛東村役場周辺で激しい渋滞が発生します。基地内に一般来場者用の駐車場が設けられないケースも多く、周辺の臨時駐車場からシャトルバスが運行される形態が一般的です。
【プロの結論】現地訪問をおすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
相馬原飛行場および相馬原駐屯地への訪問を検討するにあたり、編集部が推奨する適性判断基準は以下の通りです。
- おすすめできる人:
- 自衛隊ヘリコプター(CH-47J、UH-60JA等)の編隊飛行や訓練展示を間近で体感したいミリタリー・航空ファン
- 創設記念行事や桜まつりの公式ルールを守り、朝早くからの移動やシャトルバス利用に柔軟に対応できる方
- 榛名山を借景にした航空機の本格的な風景写真を撮りたいカメラ愛好家
- 慎重になるべき人・おすすめできない人:
- 公式イベント日以外の平日に、予約なしで基地内に入って見学できると誤解している方
- 山間部の細い道路に路上駐車して撮影を行おうとするなど、マナー違反を軽視する方
- 小さな子ども連れで、長時間のバス待ちやヘリコプターの強烈な爆音・強風への対策が難しい家族連れ(※記念行事当日は防音用イヤーマフの持参が必須です)

【相馬原飛行場】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:普段の平日に相馬原飛行場の中へ入って見学することはできますか?
A1:できません。自衛隊の防衛施設であるため、平時に予約なしで入場することは固く禁じられています。基地内部を見学したい場合は、相馬原駐屯地広報室へ事前に団体見学を申請するか、例年春に開催される「創設記念行事」や「桜まつり」などの一般開放日に訪れる必要があります。
Q2:相馬原駐屯地の創設記念行事でCH-47Jの体験搭乗はできますか?
A2:過去のイベントでは事前抽選や当日抽選による大型輸送ヘリコプターの地上滑走(タキシング)体験や体験搭乗が実施された実績があります。ただし、安全管理や訓練日程により年度ごとに実施の有無や応募条件が異なりますので、第12旅団の公式Webサイトや公式SNSの最新募集要項を必ずご確認ください。
Q3:外周から飛行場や演習場の撮影を行う際に禁止事項はありますか?
A3:演習場敷地や駐屯地敷地内への無断侵入、フェンスを乗り越える行為、周辺公道での迷惑な路上駐車は厳禁です。また「小型無人機等飛行禁止法」に基づき、飛行場および駐屯地周辺でのドローン飛行は全面的に禁止されています。周辺住民の生活道路を塞がないよう配慮してください。
Q4:相馬原飛行場にオスプレイが飛来するのはどのような時ですか?
A4:主に日米共同実動訓練(オリエント・シールドなど)や、陸上自衛隊・米軍の連携訓練が榛東村・相馬原演習場周辺で実施される際に飛来・展開します。訓練実施時には防衛省や北関東防衛局、自治体(群馬県や榛東村)から事前に訓練期間や飛行計画の概要が公表されるケースが一般的です。
まとめ:空中機動の最前線を正しく楽しむためのガイドライン
相馬原飛行場は、日本の防衛と災害派遣の最前線で活躍する第12旅団のヘリコプター戦力が集結する特別な場所です。普段は立ち入りが制限されているからこそ、春の創設記念行事や桜まつりで目の当たりにする訓練展示や航空機の姿は、訪れる人々に圧倒的な迫力と感動を与えます。
現地を訪れる際は、自衛隊の運用ルールや演習場の立ち入り制限、周辺地域へのマナーをしっかりと守ることが大切です。公式アナウンスをチェックした上で、榛名山の大自然とともに躍動する自衛隊航空部隊の姿を体感してみてください。 (出典: 相馬 原 飛行場(Yahoo!ニュース))